書評 新しい文章力の教室

書評

いざ文章を書こうとすると書けない、この様に感じたことがある人は多いのではないでしょうか?

書けない問題に対する処方箋として、新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニングを見ていきましょう

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著者: 唐木 元    株式会社ナターシャ取締役

書けないカギは書く前にあり!

実践的メソッドで悩まず書けるようになります

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How to Write ?

章ごとに見ていきます。

第一章 書く前に準備する

良い文章とは

完読される文章である

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完読される文章を書くために必要なものは、主眼と骨子とのこと。

主眼とはどのような文章を書くかの目標、骨子とは目標までの「要素」「順番」「軽重」とのこと。

要素とは文章に入れたい内容、順番は要素をどの順で並べるか、軽重とは並べた要素についてどれに重きを置くかを考える。

文章を書きながら考える前に、主眼と骨子を決めることにより読める文章を書く第一歩となる。

私もこれを実践したことで文章が今回書きやすくなった。最初は作業が増えたため大変に感じたが、結果的に非常に書きやすくなった。

第二章 読み返して直す

1章で書いた文をどのように磨いていくかがこの章の焦点となる。たとえば

文章は意味・字面・語呂の3つの見地で読み返す

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誤字・脱字がないか、つっかかえずに読めるような紛らわしい文がないか、最後に読んだときのリズム感がよいかを読み返しながら確認。

複雑な文になった時、係り受けについて見直すため文を分解しよりわかりやすい文に構築しなおす。

などの方法が述べられている。

ここの部分に関しては日本語力が試されると感じた。は、や、の、などの言葉の正しい用法などの言葉の細かいところが怪しい為である。また自身は書いてある内容を知っているので、この文は読みにくいのかどうかの判断が難しい。おそらく読み直しを繰り返すことでそのような部分に対して感度が高くなってくると私は考える。

第三章 もっと明確に

さらに読みやすい文にする為に余計な部分を削る。余計な部分とは過度な代名詞や修飾語である。

他には修飾語句は長いものから先に並べていく事等の紹介がされている。

この章では翻訳文体という「することができる」の様な言葉を助長さの考えから「できる」に直す。これを見て多用していた印象を覚えた。英文和訳時にも同じことをしてきたので気を付けたい。

第四章 もっとスムーズに

ここではより読者に読みやすい文にする例が紹介されている。

あまりにも冗長なら読み手は離脱しますし、ソリッドすぎてもぶっきらぼうで読む気が失せてしまいます。

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体言止めは読者を疲れさせるため使いすぎに注意する。

例えば上の文の後半を、使いすぎに注意とするとこの注意の後ろに入る言葉を読者が考えるため、エネルギーを使う為である。

体言止めがこのような影響を与えていることを初めて知った。どのような言葉使いがどのような影響を与えるか知ることができる章だった。

第五章 読んでもらう工夫

いかに読者に興味を持ってもらうかについて書かれてある。

読者に合わせたタイトル付けや、レイアウトの構成などである。

ここでも一章の主眼が重要となってくる。

まとめ

 全体を通して重要となるのは、主眼と骨子となることを学んだ。

後はひたすら作った文章の言葉づかいを磨いていく。その磨き方の多くがこの本の大半を占めている。

文章作りに悩みを抱える方は一読してみてはいかがだろうか。

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